みなさんこんにちは。

先日リフォームをさせて頂いたお客様のお話しです。

約７年前に突然ご主人が天国へ旅立ってしまいました。

家族４人で幸せいっぱいの毎日を過ごされてたある日

ご主人がなかなか起きてこないという事で奥様が起こしに

行くとご主人はすでに息を引き取って居られたとの事です。

原因は心筋梗塞でまだ３０代半ばの出来事です。

あまりにも突然の不幸にも奥様は憔悴しきった頃の事を

昨日の事の様に話してくれました。

僕が遺品整理士という立場で現在行動させて頂いて

いる事をご存じで沢山の思い出話しを・・・・・

奥様は何気なくポツリ、ポツリ・・・・

『旦那の遺品は処分しきれんのよね』

『衣類などは少し処分したんやけどね・・・・』

 

『特に処分しきれないものがあるんよね・・・』

亡くなられた前日に飲んだであろうご主人のコップです。

約７年前から洗う事もできずに部屋に飾られているのです。



 



『今は誇りかぶっているけど、手をつけきれんのよね・・・・』

僕はそのコップを見た時、奥様のご主人に対する愛情の深さを感じ体中に電流が

走ったように言葉が出ませんでした。

奥様は笑顔で話しされてましたが、ここまで来る日の事を思うと・・・・・

 

いつもご遺族のお話しを伺うと逆の立場になった時にという気持ちになり

考えさせられ、心が痛む事がたくさんあります。

僕らができる事は何だろう？　何か手助けできる事はないだろうか？

何をすればいいのかと戸惑うこともたくさんあります・・・・・

最近、遺品整理のご依頼も増え色んなご遺族の方と出会う機会を

頂いております。

前向きな方、後ろ向きな方と様々です。

遺品整理士としてできる事は、トコトンご遺族の話しを伺う事から始まる

なあと最近強く思います。

ご遺族にとって、初めて出会う僕らに過去の思い出を話すだけでも

一つ『心の整理』が出来たのかなと肌で感じます。

今回のお話しは

他人からするとただのコップかもしれないけど、ご遺族にとっては

一生の宝物です。

思い出の品はその立場になった人しか分からないものです。

大切な人を亡くされたご遺族の方はいつも同じ事を言われます。

『もっと優しくしてあげれば良かった』『もっと、もっと・・・』

今できる事に感謝し、これからも精進して参ります。

※ブログの写真及び内容はお客様の承諾を頂いております。

 

 

 

 

 

 

みなさんこんちにちは。

生前整理のご依頼を頂きました。

今回のご依頼はまさに核家族化の象徴的なご依頼でした。

 

入院中の奥様が、退院しても安心・安全に暮らせるようにと

ご主人がスロープ付きのバリアフリー住宅に引っ越しをされ

奥様の退院を心待ちにされてた矢先、ご主人が先に天国へ旅立たれ・・・・・

奥様も病からの回復が見込めない状態となり、施設での

生活を余儀なくされたとのお話しでした。

 

ご依頼いただきましたご遺族の方は姉妹の方でそれぞれが独立され

ご実家の方へは帰る予定がないとの事で今回のご依頼と至りました。

 

孤立死や孤独死の現場では想像以上の悲しみや、やるせない思いが

込み上げてくるのですが、今回はこれからの人生を家族で考え

前向きな遺品整理と捉えております。

 

『頼りのないのは、いい知らせ』とよく言いますが、そんな事はありません。

現代の象徴でもあります核家族化の時代だからこそ、もっと大切な人へは

連絡を取って頂きたいものです。

 

作業前

 思い出の品の分別

作業中

作業中

作業完了後清掃

作業完了後清掃

みなさんこんにちは。

現在、リフォーム(後に遺品整理)をさせて頂いておりますお客様より一本のお電話を頂きました。

内容は

４年前にご主人を亡くされていたのですが、『実は今、相続問題でもめている！』との事で

弁護士の先生を紹介してくださいとのこと・・・・・

えっ！何故弊社に相続の相談が来るの？と思われる方も居られるかもしれません。

遺品整理をご依頼されるご遺族の方からは様々なご相談をお伺い致します。

一番多いのは今回の様な相続問題！

次にリフォームの相談、不動産の売却、生命保険といった順番です。

特に遺産相続問題はデリケートでもめる原因のひとつです。

今回は、業務提携先の小倉駅前法律事務所http://www.kokura-law.com/さんへ同行しました。

専門家の意見を聞く事で解決の糸口が見えたと、ご依頼された奥様も安堵の表情を浮かべておられました。

少しですがお客様の心の整理のお手伝いが出来てよかったです。

(ちなみに小倉駅前法律事務所さんは遺産相続問題に関する相談は無料です！)

 

■今回感じた事

●一般の方は弁護士さんや税理士さんなど士業の方へは敷居が高くなかなか

一人では出向く、連絡する勇気がないと感じました。

弊社の様な企業がワンクッション入る事で

敷居が低くなり結果お客様の心の整理につながるのかなと感じました。

●相続が争続にならない為には、『終活』の準備が絶対必要だと感じました。

(弊社が考える終活は、死ぬための活動ではなく、これからの人生をどう生きるかの活動です)

エンディングノートの活用も一つの手段ですね。

 

なぜ相続が争続になるのか、真剣に考えたいものです。

 

 

 

 

 

みなさんおはようございます。

先日８１歳になるおばあちゃんから遺品整理のご依頼を頂きました。

２年前にご主人が他界され遺品(思い出の品々)を整理する決心がつかず

沢山の思い出の品が積みあがっていました。

今回ご依頼頂いたきっかけは、先日５月２７日(月)に弊社を紹介して頂きました

西日本新聞の記事を見られてからでした。

いつも社内で合言葉にしている「遺品はゴミではない！」「遺族の心に寄り添い！」

という気持ちに共感して頂き、弊社としてはとても嬉しく思いました。

８１歳のおばあちゃんはとてもお元気で優しくご主人の事を心の底から尊敬し愛されて

いた事がお話しの中で伝わってきました。

今回のご依頼はこれからの余生を楽しいものにして行こうという前向きな遺品整理業務

だと感じました。

ハートアレンジは、ご依頼頂きましたご遺族の「心の整理」をサポートする事です。

今回、約２時間おばちゃんが昔の思い出を語られ「本当に良かった」「これで前を向ける」と

言って頂けた事は仕事冥利に尽きます。

まずは、トコトンご遺族のお話を伺う事から始まる遺品整理！

価格だけで選ばれる会社にならないようこれからも、一件一件ご遺族の気持ちになって

丁寧に対応して行きたいと思います。

 

 

 

 

 

みなさんおはようございます。

先日は７８歳の元気なおじいちゃんから

生前整理のご相談を頂きました。

お父様が書道家でたくさんの古美術品・想い出の品々が存在していました。

高価なものばかりで後日、プロの視点で古美術品査定をして頂くこととなりました。

 

最近は生前の相談が増えつつあります。

弊社では出逢った方々に、趣旨を説明し必要とされる方にはエンディングノート

を無料で配布しております。



エンディングノートには、様々な意見があります。

死ぬ準備をさせるのか！　残念ですが一番多い意見です・・・・

 

しかし、弊社が考えるエンディングノートは

死ぬための準備をするのではなく

「これからの生き方を考える機会と思ってもらえれば」